花の教室 Ⅰ
なげ入れ
花をみる眼
花のすがたからその本質を見極める
なげ入れという花の入れ方は
流派の生け花と異なりきまりが少ない分、花にまかせることが肝要です。
多くの人が眼を奪われる立派な栽培された花ではなく、
路傍の花、森の中にひっそりと咲く花に見逃すことのできない美しさがあります。
花材はそのような野の花、山の花・枝ばかりですがその良さがわからなければ
花が入りません。また同じくらい花器も大切になってきます。
自然なすがたに入れるなげ入れは、昨今人気ですが
その歴史は古く日本文化を継承する花なのです。